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ごあいさつ

学長あいさつ

群馬大学長 石崎泰樹

群馬大学は、群馬師範学校、群馬青年師範学校、前橋医科大学、桐生工業専門学校の諸学校を包括し、1949年に開学して以来、皆様と共に歩んで参りました。2019年には創立70周年を迎えることができ、これもひとえに同窓生をはじめ、地域の皆様方の温かいご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

この間、本学は、教育、研究、医療、地域貢献等、様々な活動に取り組んで参りました。本学における最近の主な取組みとしましては、次世代の交通手段の研究・開発を行う次世代モビリティ社会実装研究センターの設置、宇都宮大学と連携した全国初となる共同教育学部の設置、文理横断型の教育を行う情報学部の設置、分野横断的な教育を強化した理工学部の改組、ダイバーシティの推進、国際化の推進等が挙げられます。

今後も、地方国立大学としての地位をしっかりと固めながら、知の拠点として地域の人材育成や地域社会を支える基盤となると同時に、グローバルな視点で活躍できる大学を目指して参ります。

もとより、これらの取組みを行っていくためには、質の高い教育研究環境とそれを支えるための財政基盤が必要となります。

本学は、学生に対する支援、教育研究の質の向上および社会貢献活動の充実等を図ることを目的とし、2016年にそれまでの群馬大学重粒子線治療基金を組み込むかたちで、群馬大学基金を設置いたしました。

これまで、皆様からご支援いただいた群馬大学基金を活用し、奨学金の給付、留学支援、新型コロナウイルス感染症に伴う学生支援、重粒子線治療に係る研究、附属幼稚園の環境整備等、様々な事業を実施することができました。重ねて御礼申し上げます。

引き続き、群馬大学基金への皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

国立大学法人 群馬大学長 石崎 泰樹

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